■ 「和の音」を体感
鼓、太鼓などの日本の打楽器に笛を加えたお囃子。この演目では、三味線と唄とお囃子を中心とした「和の音」をお届けします。明るくリズミカルな曲調で舞台を盛り上げます。
お囃子は「鳴り物」とも称され、拍子をとったりして囃すという言葉から生まれました。
鼓、太鼓などの日本の打楽器に笛を加えた編成による演奏のことを囃子と言い、その演奏者を囃子方と呼びます。
また、日本の三味線音楽「長唄」を入れ、豊かな和の音を堪能していただけます。
長唄は、18世紀初め頃に歌舞伎の伴奏音楽として成立し、主に江戸で発展してきた三味線音楽です。
19世紀に入ると、歌舞伎から独立して純粋に音楽としても演奏され親しまれてきました。
歌舞伎音楽として発達してきたため、「花が美しい」「月が綺麗だ」といった風景描写を得意としており、明るくリズミカルな曲調で舞台を盛り上げます。
■ 日本の伝統音楽
日本の伝統音楽は、生まれも育ちも異なる、多種多様な音楽が層をなして現代に息づいていると言えます。
語り物や謡い物など、声を使う音楽が豊富なのも特色であり、特に三味線を使う音楽が多いことも特徴です。
■ ディズニーや流行曲も
鑑賞会で演奏される曲は江戸時代の曲ばかりではありません。皆さんがよくご存知の曲、大好きな曲もたくさん演奏しますよ。
実は歌舞伎の中でも、流行の曲を演奏することがあるんです。
■ 和楽器 体験
鼓や三味線など、なかなか触れる機会のない日本の楽器やそのリズムを楽しく体験!
児童生徒さんに寄り添い、楽器を支えたり指使いを丁寧に教えたりと、 分かりやすい演奏指導にで、小さなお子さんでも和楽器の音に親しんでいただけます。 |